ユッカヌヒー=「四日の日」
ユッカヌヒーは、そのまま旧暦5月4日を指す言葉です。 「ユッカ」は四日、「ヌヒー」は「の日」。 夏本番を前にした節目の日として、沖縄各地でいくつもの行事が重なります。
この日に行われること
ハーリー(爬龍船競漕) — 海の神に感謝し、その年の豊漁と航海安全を祈る行事です。 糸満ハーレーをはじめ、県内各地の漁港で今も旧暦5月4日に行われています。 (那覇ハーリーは新暦のゴールデンウィーク開催で、別の日程です。)
おもちゃ市(ユッカヌヒーマチ) — おもちゃ屋のなかった時代、この日は 子どもが新しい玩具を買ってもらえる特別な日でした。 張り子の人形や面など、沖縄独特の鮮やかな玩具が市に並んだといいます。 現在この習慣は薄れましたが、県内の資料館などで当時の玩具を見ることができます。
ポーポー・チンビン — 小麦粉を溶いて薄く焼いた沖縄の菓子を作り、仏壇に供える家もあります。
旧暦のままの行事が残っている
沖縄の年中行事の多くは新暦に移りましたが、 ハーリーは旧暦5月4日のまま行っている地域が少なくありません。
漁は潮に、潮は月に左右されます。海の暦は今も旧暦なのだと考えれば、 海の行事が旧暦に残っているのは自然なことかもしれません。
そのため開催日は毎年変わり、平日にあたる年もあります。 見に行く予定を立てるときは、曜日を必ず確認してください。