正月を終わらせる日

旧暦1月20日はハチカソーグヮチ(二十日正月)。 正月行事を締めくくる日で、ウワイソーグヮチ(終わり正月)とも呼ばれます。

この日に正月飾りを下ろし、 スーチキー(豚の塩漬け)やターウムニー(田芋を練った料理)などを 仏壇と火の神(ヒヌカン)に供えて、正月を終えます。

主に沖縄本島の中南部で行われてきた行事です。

沖縄の正月は長い

旧正月(旧暦1月1日)に始まり、 十六日祭(旧暦1月16日)を経て、 この二十日正月で終わる——旧暦の正月行事はおよそ20日間続きます。

生きている人の正月、あの世の正月、そして締めくくり。 順に区切りを置いていく組み立てになっています。

じゅり馬まつり

那覇市のでは、この日にじゅり馬まつりが行われてきました。 女性が正装し、木馬(じゅり馬)にまたがって行列を組み、 一年の無事と繁栄を祈る行事です。

辻は琉球王国時代からの遊郭のあった町で、 この行事はそこに生きた女性たちが担ってきたものです。 今日では行事の位置づけや行われ方が変化しており、 規模や実施の形は年によって異なります。

旅行で沖縄に来る方へ

家庭で正月を締めくくる行事なので、旅行への影響はほとんどありません。

旧暦1月20日は、新暦では2月中旬から3月上旬にあたります。 このころの沖縄はまだ肌寒く、桜(カンヒザクラ)の時期とも重なります。