シーミーは「期間」の行事
シーミー(清明祭)は、二十四節気の清明(太陽黄経15度。例年4月4日〜5日ごろ)から 次の節気の穀雨までの、およそ2週間の期間に行われます。 旧盆のように「この日」と決まっているわけではなく、期間内の都合のよい日、 特に週末に集まる家が多い行事です。
門中(父系の血縁集団)でまとまって行うウシーミーと、 各家庭で行うシーミーがあり、地域や家によって呼び分けや作法が異なります。
どんな行事か
門中や親族が墓前に集まり、重箱料理(ウサンミ)や果物、お酒を供えて祖先に手を合わせ、 そのあと供えた料理を皆で分けて食べます。 墓前に敷物を広げて一日を過ごす光景は、沖縄の春の風物詩として知られています。
祖先とともに食事をするという考え方は、十六日祭(グソーヌソーグヮチ)や 旧盆にも共通する、沖縄の祖先祭祀の根幹にあるものです。
訪れる方へ
シーミーの時期、沖縄の墓地は親族が集まって過ごす場になっています。 観光で立ち入ったり、写真を撮ったりする場所ではありません。 期間中の週末は墓地周辺の道路が混雑しやすいので、レンタカーでの移動には余裕を見てください。