「強飯」と書いてカシチー

カシチーは漢字で強飯(こわめし)。 収穫したての米でおこわをこしらえ、火の神(ヒヌカン)や仏壇に供える行事です。

カシチーは年に2回あります。

時期呼び名供えるもの祈ること
旧暦6月25日六月カシチー白カシチー(白米のみ)稲の収穫への感謝
旧暦8月10日八月カシチー赤カシチー(小豆入り)健康祈願

8月に小豆が入るのは、ちょうど豆の収穫期にあたるからです。 供えるものが、その時期に採れるものと結びついています。

このページで日付を示しているのは、旧暦6月25日の六月カシチーです。

ウマチーとの関係

ウマチーが豊作を祈る儀礼だとすれば、 カシチーは実った米で感謝を捧げる行事です。

旧暦6月15日の六月ウマチー(稲の収穫祭)の10日後にカシチーが来る—— 祈り、収穫し、感謝するという流れが、旧暦の日付で組み立てられています。

農耕の一年が、そのまま行事の一年になっていたことがよく分かります。

今のかたち

農家が減った現在も、家庭でヒヌカンや仏壇に供えものをして拝む形で 続けている家があります。

作法や供えるものは地域・門中によって異なります。 ご自身の家のやり方は、ご家族や地域の方にお尋ねください。

旅行で沖縄に来る方へ

家庭内の行事のため、旅行への影響はありません。